ラーケーションでようこそ九州へ! 官民組織が専用サイト開設
Sponsored by 九州観光機構
九州観光機構が開設したウェブサイト「Let’sラーケーション 学びの九州~目で見て、触れて、考える~」
記事 INDEX
- 校外での学びを促す
- 228か所・23コース
- お得なクーポンも!
学校外の体験で幅広く学びを深める「ラーケーション」で、九州への旅行を促そうと、九州各県や民間企業などでつくる九州観光機構(福岡市)は専用サイト「Let’sラーケーション 学びの九州~目で見て、触れて、考える~」を開設しました。割引クーポンも用意し、九州を「学びの地」としても広くPRしたい考えです。
校外での学びを促す
ラーケーションは「ラーニング(学び)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語。校外学習のため、小中学校などの児童生徒が学校を休んでも欠席扱いにならない制度を指します。
2023年度に愛知県が「ラーケーションの日」として年間3日を上限に導入。九州でも大分県別府市が「『たびスタ』休暇」(年間5日まで)、熊本県が「くまなびの日」(年間3日まで)、北九州市が「KitaQ(休)まなぼっちゃ」(年間3日まで)として取り入れるなど、広がりを見せています。
同機構が2024年度に主催した「学生対抗九州観光ビジネスプランコンテスト」では、中村学園大(福岡市)の学生が発表した「Let’s ラーケーション! ~目で見て、触れて、考える~ in九州」が最優秀賞を受賞。「ラーケーションという新しい切り口」(担当職員)が評価され、学生のアイデアが初めて事業化されました。
228か所・23コース
専用サイトでは、九州7県の学習スポット228件と、モデルコース23件を紹介。各県や機構の職員が各施設などを訪ねたり問い合わせたりして、オススメする場所です。
学習スポットは、学校区分(小中高)とエリア(7県)、学びのテーマ(世界遺産、平和、芸術など8分野)の3項目で検索できます。例えば「小学生」「佐賀・長崎」「平和・自然」を選ぶと、有馬キリシタン遺産記念館(長崎県南島原市)や東よか干潟ビジターセンターひがさす(佐賀市)など20件が表示されます。
モデルコースは、▽宮崎・高千穂で日本最古の歴史書「古事記」「日本書紀」探訪▽福岡で「柳川 立花家」「太宰府 菅原道真公」を学ぶ(柳川・太宰府天満宮・九州国立博物館)▽熊本で歴史とSDGsを学ぶ(熊本城・水前寺成趣園・SDGsミライパーク)――など、日帰りできる23件を紹介。休日のお出かけの参考にもなりそうです。
お得なクーポンも!
同機構では、ラーケーション休暇で平日に九州で学ぶ子どもと保護者向けに、お得なクーポン企画も用意。JTB、日本旅行、じゃらんの3者と連携し、商品の価格により最大5万円引きとなる割引クーポンです。2026年2月27日出発分までの旅行が対象(一部事業者は冬休み期間を除く)ですが、予定枠に達し次第終了します。
また、専用サイトや旅行に関する意見を2026年3月8日まで募集。参考となる意見を寄せた人の中から抽選で10人に、旅行券(1万円分)を贈るそうです。
担当する同機構企画部の飯塚大さんは「様々な条件に合わせて検索できるほか、モデルコースで日帰り旅行単位での提案もしています。行き先を決めるときなど、ぜひ参考にしていただき、九州でラーケーションを楽しんでほしい」と呼びかけています。
チャンネル九州塾でも
九州観光機構は、YouTubeの公式アカウント「チャンネル九州塾」でも、九州の旅に関する様々な情報を発信しています。
ツール・ド・九州をライブでお届け
長崎・福岡・熊本・宮崎・大分の5県で開かれた「マイナビ ツール・ド・九州2025」(10月10~13日)をライブ配信しました。九州観光機構の職員でつくる「九州をツナギ隊」の2人が、長崎県内のコース「佐世保クリテリウム」を現地から紹介。そばを駆け抜けるトップレーサーたちの迫力を伝えます。
筑後・八女の事前イベントも!
「マイナビ ツール・ド・九州2025」に先立つ9月、福岡県内で開かれた事前イベント「筑後・八女ステージライド」のショートコース(40キロ)に、九州をツナギ隊のジャイアントつッちーが参加しました。広がる茶園の中を駆け抜け、エイドスポットでは塩パンやようかん、抹茶サブレ、丸ぼうろなど地元の逸品に舌鼓も。
川内大綱引でのギネス挑戦を…
鹿児島県薩摩川内市の伝統行事「川内大綱引」(9月22日)で、綱引きの前に行われた「綱を運ぶパレード」を、九州をツナギ隊が取材しました。重さ7トンの大綱を、総勢782人が力を合わせて約100メートルにわたって運ぶチャレンジ。「手を離さないように」「イチ、ニ、イチ、ニ」という会場のかけ声も。記録達成となるか、その場面をカメラが目撃しました。
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チャンネル九州塾の登録者数は、11月12日時点で約2万5300人です。九州観光機構の担当者は「九州の様々な魅力を発信しています。ぜひ応援をお願いします」と登録を呼びかけています。







