台湾のグルメ、観光スポットを満喫 熊大生の台湾訪問記

企画

 TSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出をきっかけに、台湾との距離が縮まっている。私たち熊本大学情報融合学環の学生と、熊本県立大学の学生ら計約30人は8月、台湾師範大学(台北市)で半導体やロボットのプログラミングを学ぶため、台湾を訪問した。私たちが体験した台湾のグルメや観光スポットを紹介する。

多彩な台湾フードを堪能


台湾グルメで小籠包も満喫


 台湾のグルメと言えば、「タピオカ」をイメージする人は多いのではないか。実際に、街中には専門店が点在し、一杯約250~350円で楽しめる。夜市だと、200円未満とさらに安くなる。小籠包やルーロー飯など、どれもおいしかったが、中でもマンゴーかき氷は絶品だ。ファストフード店が充実しており、モスバーガーや丸亀製麺もある。ケンタッキー・フライド・チキンは、日本とは異なる味を楽しめる。ぜひ食べてほしい。

文化を体験 魅力的な観光スポットを満喫


蛇をイメージしたネックレス(左)と、台北動物園の人気者・コアラ

 滞在中は台湾の文化にも触れた。手をつないで円になって踊る民族ダンス、蛇をイメージしたネックレス作り……。台湾で継承されてきた大切な文化を体験し、心の距離も縮まったように感じた。料理教室では、台湾土産の定番「パイナップルケーキ」作りに挑戦。心もおなかも満たされた。
 観光での見所は台北動物園。山の中にある動物園にはロープウェーで向かう。入園料は約500円と手頃だ。コアラやパンダなどに癒される。ロープウェーの終点は「猫空」という観光地。ここでは、台北を一望しながらソフトクリームを味わうのがおすすめ。滞在中には、故宮博物院も訪れた。目玉の「翠玉白菜」は見ることはできなかったが、他の白菜の作品を楽しめた。

熊本大学「学生リポート」
 読売新聞西部本社が熊本大学情報融合学環で実施した「プレゼンテーション実習」で、学生が取材・執筆した熊本にまつわる記事を掲載します。


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