食べて、語って、つながる 熊本大学の食堂
健康な食生活と、友達と過ごす何気ない時間――。その両方を支えるのが熊本大学黒髪キャンパスに三つにある学生食堂だ。FORICO(フォリコ)レストラン (TKU×マイスティア カフェテリア)、学生会館 (KDSコミュニティプラザ) カフェテリア食堂、くすの木会館食堂。学食で食べて語れば、大学生活のリズムは自然と整い、毎日が少しだけ暮らしやすくなる。
食を支えるミールカード
熊本大の食堂は、定期的に期間限定メニューが設けられている。管理栄養士監修メニューのほか、学生の声を反映したメニューを採用することもあるという。
ミールカードを利用する学生も少なくない。ミールカードとは、生協が提供する前払い型の食事プランのことだ。金額に上限はあり、毎日一定額を利用できるため、「財布にお金がなくて食べられない」といった事態を防げる。毎月の生活費の計画も立てやすくなる。ミールカードを利用してほぼ毎日学食を利用するという学生は「お金を気にせずに食べられるのがメリットです」と話していた。
取材日も、学食は多くの学生でにぎわっていた。学生食堂は、今後も学生生活を充実させるだけでなく、熊大らしい温かく活気あるキャンパス文化を築いていくだろう。
■ 熊本大学「学生リポート」
読売新聞西部本社が熊本大学情報融合学環で実施した「プレゼンテーション実習」で、学生が取材・執筆した熊本にまつわる記事を掲載します。







