福岡県の宗像市立自由ヶ丘中学校の2年生が、総合的な学習の時間の中で、地元食材の魅力を学んで発信するプロジェクトに取り組みます。生徒たちは9月2日、地域の農水産物直売所などを訪問し、現場の様子を見学しました。
プロジェクト始まる
生徒たちはまず「道の駅 むなかた」を訪ね、地元にどのような食材があり、どのように売り出されているのかを観察しました。
続いて「鐘の岬活魚センター」と「宗像市高度衛生管理型荷さばき所」を訪問。近海で獲れた魚の鮮度を落とさないように全国各地へ送り出す工夫などを学びました。
参加した金藏遥斗君(14)は「宗像の食材をよく知ることができました。サザエやアナゴの獲り方などを詳しく教わったので、次に食べるときはこれまでと違う視点を持てそう」と話していました。
生徒たちは今後、自分たちで見つけた地元食材の魅力をどのように発信していくのかについて企画書を作成し、学年内コンペを通して内容を練り上げ、来年2月に「道の駅 むなかた」でPRや販売活動に挑戦する予定です。