
木下大サーカス北九州公演が、北九州市八幡東区の「ジ アウトレット北九州」特設会場で開かれています。同市での開催は2009年以来16年ぶり。約3か月間で20万人以上の来場を見込んでいます。ショーの花形となる空中ブランコやかわいいゾウによる人気のショー、北九州市では初披露となる「ハイスピードローラースケーティング」など、観客を魅了する様々な演目の一部を紹介します。
愛くるしい姿見て
ゾウさんのショー
ラオスから来た体高約2.2メートルのゾウ2頭が曲芸を披露する。ゾウはステージをゆっくりと歩き回り、顔や鼻をゆらゆらと揺らして観客にあいさつ。用意された直径わずか90センチほどの台の上に巨大な体を乗せたかと思うと、2本足でバランス良く立ち上がり、観客を沸かせる。2頭による圧巻のパフォーマンスと、愛くるしい姿から目が離せない。
スリル満点!
ハイスピードローラースケーティング
北九州市では初披露となる演目。直径わずか2.4メートルのテーブルの上で、ローラーシューズを履いた3人の男女が手をつなぎ、目にも留まらぬ速さで高速回転する。猛スピードの中、女性が男性の首元から下げたロープにつかまった状態で男性と一緒に回転するなど、様々な妙技を繰り広げる。危険を伴うパフォーマンスに、会場はスリルと興奮に包まれていく。
球体を疾走
オートバイショー
「ブーン、ブーン」と爆音を響かせながら、3台のオートバイが金網の球体(直径7メートル)の中で縦横無尽に走り回る。赤、青、黄色のランプを光らせて疾走するオートバイ同士が、並列になったり、交差したりして、命がけのショーを繰り広げる。息の合ったライダーたちのパフォーマンスに、テント内からは大きな歓声が上がる。
花形 乱舞
空中ブランコ
ショーの最後を飾る空中ブランコでは、地上13メートルの高さからフライヤー(飛び手)が宙を舞う。飛び手のジャンプのタイミングを見計らい、キャッチャー(受け手)が両腕でがっしりと受け止める。ブランコに足を引っかけてぶら下がる「かかとがけ」や、飛び手と受け手の「目隠し飛行」など、大技の数々に観客の視線はくぎ付けになる。
軽快コンビ
ピエロのショー
手に汗握るパフォーマンスで観客の興奮が冷めやらぬ中、愉快な音楽とともに登場する2人のクラウン(ピエロ)のミニコントで、会場は笑いに包まれる。時には観客をステージに誘い、タンバリンを渡して一緒に演奏を披露することも。2人のコミカルなやりとりで会場の雰囲気がいったん和んだ後、緊張感あふれるステージが再開する。
■期間
3月23日(日)~6月30日(月)
※毎週木曜と、4月23日、5月7、21日、6月4、18日休演
■入場料 (前売り自由席)
▽大人3500円(当日4000円)▽大学・専門学生2500円(同3000円)▽3歳~高校生2000円(同2500円)
※リングサイドなどは別途、追加料金が必要。
前売り券は、木下大サーカスオフィシャル会員チケットなどで販売中。
■問い合わせ
木下大サーカス北九州公演事務局(093-662-0045)
【主催】読売新聞社、FBS福岡放送
【共催】スポーツ報知西部本社
【協賛】森永製菓、スズキ、コカ・コーラボトラーズジャパン、サントリー、山九