「九州ヴォイス」が銀座にオープン 地域の逸品が集結

企画

九州発の名品が並ぶ「九州ヴォイス TOKYO」

 デザイン性に優れ、生産者の顔も見える九州地方の雑貨や食品を集めたふるさとショップ「九州ヴォイス TOKYO」が9月23日、東京・銀座にオープンした。

九州ブランドを全国に発信

 銀座地区のにぎわいの中心に立地し、商業施設「マロニエゲート銀座」近くにあるビル1階の店舗には、北九州市の「小倉織」を用いたハンカチや大分県日田市特産の「小鹿田焼(おんたやき)」の皿、長崎市の老舗ホテルの総料理長が監修したハヤシライスソースなど約200種類の工芸品や雑貨、食品や化粧品などが並ぶ。いずれも地域に根ざした伝統や技法を生かし、職人らが丁寧に仕上げた自慢の逸品という。


銀座の一等地に誕生した店舗

 2階には情報発信型の多目的スペースも設け、10月上旬からは産地と連携した試食・試飲イベントなどが開かれる。

 「九州ヴォイス」は、九州の産業や文化振興に取り組む一般社団法人「福岡デザインアクション(FUDA)」が福岡県内で3店舗を運営。九州ブランドを全国に発信しようと今回、東京に初進出したという。

 3連休初日のこの日、店内は多くの家族連れや女性客らでにぎわった。中野区の会社員女性(45)は「上質なものが手ごろな価格でそろっている。どの商品も地域性があっておもしろい」と話していた。

 「九州ヴォイス TOKYO」(中央区銀座2-3-19)の営業時間は午前10時30分から午後7時。無休。


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