タイを見て知って学ぶ! よみうりキッズフェスタ

企画

体力測定などが行われた「タイ国政府観光庁福岡事務所Presents よみうりキッズフェスタ」

記事 INDEX

  • 瞬発力や力強さを測定
  • ムエタイを"タイ"験
  • タイを学ぶ新聞づくり

 タイのことを楽しく学ぶイベント「タイ国政府観光庁福岡事務所Presents よみうりキッズフェスタ」が10月15日、ももちパレス(福岡市早良区)で行われました。2歳から小学生までの約50人が参加し、体力測定やクイズを体験しました。

瞬発力や力強さを測定


走る速さや瞬発力を測る25メートル走

 福岡県とタイ王国バンコク都は2006年から友好提携を結んでいます。今回のイベントは、子どもやその保護者にタイを「見て・知って」もらい、関係の強化につなげようと企画されました。

 体力測定では、身長・体重を計測した後、走る速さや瞬発力を測る25メートル走に挑戦。足が地面から離れている状態で鉄棒にぶら下がり、何秒間つかまっていられるかを測る「鉄棒ぶら下がり」や、両脚で前方に飛んだ距離を測定する「立ち幅飛び」、タイミングの良さや上半身の力強さをみる「ボール投げ」も行いました。


タイミングの良さや上半身の力強さをみる「ボール投げ」

ムエタイを"タイ"験

 体力測定の後は、タイの国技でもある格闘技「ムエタイ」の体験コーナーへ。福岡市の「ウィラサクレック・フェアテックス ムエタイジム九州」の生徒たちと一緒に、基本のパンチやキックを繰り出して体を動かしました。


思いっきりキック

 最後は、タイについての知識を試す「タイ力検定」。タイの観光名所などを説明する会場のパネルをヒントに、簡単なクイズに答えます。合格した子どもには検定合格書が贈られました。


参加者にはタイ・エアアジアとタイ国際航空のノベルティも配られた


 2歳の娘を連れて訪れた福岡市の主婦南麻衣さん(31)は「スタッフが親切で子どもも楽しそうにみえました。この年齢で体力測定をする機会は少ないので、子どもの状態を知ることができてよかったです」と話していました。

タイを学ぶ新聞づくり


子どもたちと話すスダポーン・ワラポン所長(中央)

 この日は、事前に予約した小学生とその保護者を対象にした新聞記者体験も行われ、6組が参加しました。

 子どもたちは、タイの基本的な情報について説明を受けた後、模擬記者会見に挑戦。タイ国政府観光庁福岡事務所のスダポーン・ワラポン所長に「自慢したいタイの魅力は?」「人気のファッションは?」などと質問してタイへの理解を深めました。その後、聞いた内容をもとに、それぞれが印象に残ったことを台紙にまとめ、写真を貼ったり見出しを付けたりしてオリジナルの新聞を完成させました。


タイについて印象に残ったことを新聞に

 参加した小学1年の稲員凛さん(7)は「質問するのはちょっと恥ずかしかったけど、聞いたことを頑張ってまとめました。大きくなったらタイに行ってみたいです」と充実した表情。スダポーン所長も「子どもたちの創造性に接することができてうれしかったです。この体験がきっかけになり、タイと日本の子どもたちの相互交流につながれば」と期待していました。



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