宗像のよりよい未来に向けて提案 中学生が発表イベント

2026.10.13

 福岡県宗像市の中学生が地域課題の解決策を考え、社会に向けて提案するイベント「むなかた未来実装フェス」が10月12日、宗像市の楽市楽座くりえいと宗像店前特設会場で開かれた。登壇した生徒たちは、地域活性化や防犯意識の向上などの様々なテーマで発表を行った。


地域の課題を解決するためのアイデアを発表する生徒たち

地域活性化や安全安心などテーマ

 読売新聞西部本社と宗像市でつくる「海を守ろうむなかた実行委員会」が主催。同実行委では、市内の小中学生を対象に、海の環境問題など地域の課題について探究的な学びの機会を提供するプログラム「むなかたSDGs探究」を実施している。今回は、生徒たちが学びの成果を社会に発信する機会を設けるために初めて開催した。


地域で調べたことを基に、提案のポイントをまとめたスライド

 イベントでは、事前の選考を通過した4人と1組が登壇し、伊豆美沙子市長や地元企業の経営者らが審査員を務めた。生徒たちはスライドを使いながら、「海と名物を活用して人を呼び込む」「鍵かけを呼びかけるポスターやステッカーを配る」など思い思いの企画を発表した。

 同市の離島・大島で「島の人が集まるイベントを企画する」というテーマで市長賞に選ばれた大島学園8年の丸井結月さんは、「自分の考えを自分の言葉で話せたので良かった。若い世代も含む島の人たちが参加したくなるイベントを企画して、島を盛り上げていきたい」と喜びを語った。

 その他の受賞者とコメントは以下の通り。

◆宗像青年会議所賞
 中央中学校7年生グループ「宗像の海と名物をもっと有名に~人が集まるまち宗像~」

 ごみ拾いイベントに参加すると名物が割引になる仕組みを考えたり、中学生目線で魅力を伝えるマップを作ったりすれば、人が集まる宗像市が実現できると考えた。宗像市の良さをもっと発信して、多くの人に注目してもらいたい。(西村咲那さん)

◆ミエタ探究賞
 大島学園8年・福崎義也さん「大島を大切にするリピーターを増やしたい」

 大島の良さは島民全員が島を大切に思っていて、優しいところ。きれいな大島をもっときれいな状態にして、島を好きでいてくれるリピーターを増やしたい。

◆くりえいと賞
 大島学園8年・佐藤由萌さん「大島で働く人の『困った』を減らしたい」

 提案では一番伝えたいところをスライドで強調したり、声のトーンを大きくする工夫をした。島民が生き生きと暮らせる島にするために、島に必要とされている働き手が集まるような募集方法を考えていきたい。

◆海を守ろうむなかた実行委員会賞
 大島学園8年・宮本志乃さん「信頼の島だからこそ、鍵をしめよう」

 島民や警察の方から聞いた話で、島を守るためには、鍵をかけてもらうよう呼びかけることが大切だと思った。審査員の方から質問してもらい、自分の考えがちゃんと伝わったと実感できた。


記念撮影をする生徒と審査員


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