【宮崎】"宮崎ビッグバン" 市街地で複合ビル計画が進行中
宮崎市の中心市街地で、商業施設とホテルを兼ね備えた10階建て複合ビル(高さ38メートル)の建設計画が進んでいる。再開発を促す市の規制緩和制度「まちなか投資倍増プロジェクト」の適用第1号になる見込みで、2027年春の着工と29年の開業を目指す。(小林隼)
まちなか投資倍増プロジェクト
市によると、建設予定地は市中心部の一番街商店街に隣接するパチンコ店跡地1700平方メートルで、以前は駐車場として利用されていた。土地を所有する住宅大手の大和ハウス工業(大阪市)が施工し、1、2階が商業施設で3~10階はホテルの複合ビルを建てる計画という。
プロジェクトは24年度にスタートした。ビル撤去後に平面の駐車場となるケースが相次いだ中心市街地に民間の大型投資を呼び込むため、①建物の容積率緩和②建物の高さを抑える「斜線制限」の緩和③固定資産税等の軽減――を3本柱とする事業者向けの優遇策を講じた。
今回は建設予定地に面する市道からあえて1メートル離れて複合ビルを整備するため、プロジェクトで掲げた斜線制限の緩和が受けられる見通しとなった。市道と一体化した広い歩行空間が確保できることに加え、敷地内には誰でも利用できる喫煙所を設置する。
市は年内にも都市計画審議会に諮問し、規制緩和の適用に向けた手続きを進める方針。市まちづくり課は「中心市街地のにぎわい創出に向け、今後も事業者と対話を重ねてプロジェクトの対象案件を増やしたい」としている。
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