【宮崎】首都圏で魅力発信!新・宮崎県東京ビルがオープン

 老朽化のため、建て替えが進められていた宮崎県東京ビル(東京都千代田区九段南)の供用が10月から始まった。学生寮や貸しオフィスとしての役割を継続する一方、交流拠点「hinataba(ひなたば)」を新設。首都圏での県の戦略拠点として、魅力を発信する機能を強化した。(関屋洋平)


再整備された宮崎県東京ビル=県提供


交流拠点「hinataba」新設


 1972年に建てられた2代目は老朽化が進んだため解体し、跡地に新ビルの再整備を決めた。新ビルは地上11階地下1階の延べ床面積約8500平方メートルで、建物の1~6階が県施設でほかの階は民間施設となる。

 1階に開設した「ひなたば」は広さ約170平方メートルで、情報発信スペースやコワーキングスペース、会議室としての機能を備える。今後、首都圏の学生や県出身の若者らを主な対象とする交流イベントなどを開催するという。

貸しオフィスや学生寮も

 1階には「ひなたば」のほか、県内企業向けの貸しオフィス「東京フロンティアオフィス」(1室約15平方メートル、3室)も設けた。首都圏での情報発信、販路拡大を後押しするための施設で、月額賃料は6万円に抑えている。既に満室という。

 2~3階には学生寮52室、4~6階に職員宿舎を備える。学生寮は風呂、トイレ付個室で月額家賃4万2000円。入居は原則1年で、2027年度から学生を受け入れる。11月2日から募集し、2次募集も予定している。応募者多数の場合は抽選になる。

 県は建て替えに伴う財政負担を抑えるため、建設を担う民間事業者を公募。建物の1~6階を買い取って県施設とした。土地は県有地のため、民間事業者は県に年間9000万円の土地使用料を支払う仕組み。

 10月21~24日はひなたばのオープニングイベントとして、県出身の漫画家・東村アキコさんらのトークショーなどを予定している。


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