天国のトメさんへ!ギラヴァンツ、快勝で最高齢サポーターを追悼

溝上トメさんの遺影を持って観戦した真一さん(左)と明さん

 サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州は10月17日、ホームのミクニワールドスタジアム北九州(北九州市小倉北区)でFC大阪と対戦し、3-1で勝利した。試合前には、9月に福岡県内最高齢の111歳で亡くなったサポーター・溝上トメさんを追悼した。

背番号「111」 心強い応援団

 溝上さんは、各地の高齢者が地元チームを応援する取り組み「Be supporters!」に3年前から参加していたという。今季は「まけるな まけるな おうえんするよ」と直筆のメッセージをクラブに寄せていた。

 選手らは試合前、溝上さんのメッセージがプリントされた背番号111のTシャツ姿で入場。サポーターらも歓声を上げてその生涯を悼んだ。

今季最多得点で花を添える

 この日は、前半24分に、FW吉田晃盛選手がゴール前でヘディングで合わせて先制。後半には、MF高橋大悟選手がPKを決めるなどし、今季最多得点で追悼試合に花を添えた。


ヘディングで先制点を決めるFW吉田選手(左)


 試合を見守った溝上さんの長男・真一さん(77)は「(溝上さんは)いつもギラヴァンツの話をして、孫を応援するように見守っていた」と懐かしみ、次男の明さん(74)も「母も今日の試合を喜んでいると思う」と語った。終了後の記者会見で、田中遼太郎監督は「我々が戦い、勝利する姿が誰かの力になるかもしれないと思いながら、ピッチで表現していきたい」と述べた。


 次節は21日、アウェーの「とうほう・みんなのスタジアム」(福島市)で福島ユナイテッドFCと戦う。


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