アスリートに「アスメシ弁当」 九州栄養福祉大の学生が考案!
「アスメシ弁当」を紹介する松下さん(左)と橋田さん
北九州市小倉北区の九州栄養福祉大の学生が、同区の仕出し弁当製造会社「丸ふじ」の協力でアスリート向けの「アスメシ弁当」を完成させた。
「アクシオン福岡」創立30周年を記念
福岡市博多区のスポーツ施設「アクシオン福岡」で、同社が7月からレストランを営業しており、アクシオン福岡の創立30周年を記念する弁当の開発を提案。スポーツ栄養学を学んで管理栄養士を目指す同大4年生9人がメニューを考え、10月13日に発売した。
弁当のメインは、鉄分とたんぱく質で疲労回復などにつながるという「枝豆とひじきのつくね」、高たんぱく質で筋肉強化と代謝アップを狙う「タンドリーチキン」の2品。小倉発祥の「焼うどん」や地元名物「かしわ飯」「明太子」も入れた。
"福岡名物"で疲労回復を
アクシオン福岡は様々な競技の大会や合宿に使われており、利用する国内外のスポーツ選手が福岡の食文化に触れられるように工夫した。
開発に携わった同大の橋田咲希さん(21)は「ジュニアアスリート向けに競技中の貧血予防と疲労回復に役立つようにこだわった」と振り返り、松下さくらさん(22)は「栄養のバランスを考え、質の高い弁当に仕上がった」と語った。
1個1000円(税込み)でスポーツ団体などからの予約販売を受け付けており、アクシオン福岡を利用する場合は1個800円(同)となる。問い合わせは丸ふじ(093-541-1948)へ。
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