食や観光の発信拠点! 道の駅に「添田英彦商店」オープン

 福岡県添田町の行楽地や特産品を紹介する「添田英彦商店」が、同町野田の「道の駅歓遊舎ひこさん」内にオープンした。カフェも備えており、旬の特産品を素材にしたメニュー販売に力を入れ、魅力を発信する。

カフェで特産品素材のメニューも


情報発信拠点としてオープンした添田英彦商店

 町によると、地元の水を使ったブレンドコーヒー、サツマイモのチーズケーキやいちごラテ、米サイダーやグリーンスムージーなど添田産にこだわった食品を販売。加工品も店頭に並べる。

 10月に地域おこし協力隊員に就任した岩丸康平さん(24)が中心となって運営する。情報発信に力を入れ、紅葉の名所など行楽地の様子や宿泊施設などの最新情報の問い合わせに応じるほか、インスタグラムなどSNSを活用する。

 年間約90万人の観光客が訪れるなか、町内で初めて本格的な観光情報の発信拠点になるという。観光客の多くが道の駅に立ち寄ることから、町内を周遊する拠点にしてもらおうと、町が約1600万円をかけて整備した。

 11月22日にオープンを記念するセレモニーがあり、寺西明男町長が「訪れた人に添田の魅力を発信し、良い食材も提供できる。気軽に利用していただきたい」とあいさつ。道の駅に出荷する地元生産者も駆け付け、「新鮮な食材がたくさんあることも知ってほしい」などと期待していた。

 営業日時は土、日、月曜日と祝日の午前9時半~午後4時(オーダーストップ午後3時半)。問い合わせは、町商工観光振興課(0947-82-1236)へ。


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