西鉄柳川駅前に「にぎわい交流施設」開業へ 2027年6月

 西日本鉄道は、福岡県柳川市の西鉄柳川駅前に宿泊機能などを備えた「にぎわい交流施設」を2027年6月にオープンすると発表した。宿泊需要の開拓や鉄道利用客の増加につなげ、県内有数の観光地のさらなる活性化に貢献したい考えだ。

宿泊機能完備、駅前から川下りも


西日本鉄道が西鉄柳川駅前に開発する「にぎわい交流施設」の完成イメージ=同社提供

 総事業費は約10億円で、今年4月に着工する。2階建て(延べ床面積1500平方メートル)で、1階には市の観光案内所や飲食店などが入居し、2階に客室20室程度の宿泊施設を設ける。

 柳川市の24年の観光客数は約121万人だったが、宿泊客数は約12万人にとどまった。柳川市同様に温泉宿泊施設が少ない他の観光地と比較しても宿泊客の割合が低いため、「宿泊率は伸びしろがある」(西鉄)とみている。

 西鉄の林田浩一社長は2月19日の定例記者会見で、「非常に素晴らしい観光コンテンツが集積している。訪日客を含めた観光客に柳川に泊まってもらいたい」と語った。

 施設の整備は、県と柳川市とともに取り組む事業の一環。柳川駅周辺では市が広場や歩道を整えるほか、県が水路を引き込み、駅前から名物の川下りを体験できるようにする。


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