【佐賀】子育て支援が奏功 上峰町の人口が1万人突破!

 佐賀県内の多くの自治体で人口減少が進む中、上峰町は4月24日に人口が1万人を超えた。町によると、人口は2020年から増加傾向にあり、18歳以下を対象とした医療費助成や小中学校の給食無償化など子育て支援制度の充実が功を奏したとみている。


上峰町に整備された定住促進住宅「カゼマチテラス」

2020年から増加傾向

 県の推計人口は2月に78万人を割り込み、4月1日時点で戦後最少の77万6612人となっている。同日時点で前月より推計人口が増えた自治体は上峰町と基山町だけだった。

 上峰町は21年度に策定した総合計画で28年度までの人口1万人達成を掲げていた。町は2年前倒しでの目標達成について、同町坊所に定住促進住宅(62戸)の「カゼマチテラス」が整備されたほか、子育て支援の政策に力を入れたことが後押ししたという。

 町は17年度に小中学校の給食費無償化を実施。23年度から18歳以下の医療費を完全無償化し、福岡県久留米市内の病院で小児の夜間救急医療を受けられる体制を整えるなど子どもの医療環境整備に取り組んでいる。その結果、子育て世代の20~30歳代の人口増加が目立っているという。

「子育て支援に魅力」


1万人目の住民となった辻さん家族(5月1日、上峰町役場で)

 5月1日には、1万人目の住民登録を行った辻貴之さん一家を迎え、町役場で記念式典が行われた。辻さんは生まれ育った久留米市から妻、長女と移住。辻さんは理由について、町内にあった商業施設で買い物や映画観賞を楽しんだことがあってなじみがあったことに加え、「子育て支援に力を入れる町に魅力を感じた」と話していた。


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