【熊本】日本酒と酒文化を楽しむ!体験型施設が熊本市に

 熊本市南区川尻の酒造会社「瑞鷹(ずいよう)」が明治時代に建築された歴史的建造物を改修し、6月26日に体験型の観光施設「瑞鷹の杜 枡大(ますだい)蔵」をオープンさせた。同社は「酒文化や地域の歴史を学べる蔵として、にぎわいづくりの拠点に育てたい」としている。

酒はおとなのアミューズメント

 同社は1867年創業で、約160年の歴史がある。今回オープンした施設は1905年(明治38年)に建築された木造2階建てで、過去には、たばこやしょうゆなどの製造が行われていた。2016年4月の熊本地震で壁が崩落し、建物が傾くなどの被害を受けたが、歴史的街並みを残そうと19年に復旧させ、資材の一時保管場所などとして活用してきたという。

 近年、国内での日本酒市場が縮小する一方、海外では日本酒への関心が高まっていることや、地域のにぎわいを創出したいとの思いから、「酒はおとなのアミューズメント」をテーマに、体験型施設へと改修した。


「生樽サーバー」でお酒を注ぐ吉村さん


 1階部分の一部で、広さは約200平方メートル。搾りたての日本酒を味わえる「生樽サーバー」などを設置し、限定酒の購入や、お酒の飲み比べも可能。酒造りの歴史を紹介する展示も設けている。


 24日に開かれた式典で関係者が鏡開きをして祝った。蔵元の吉村謙太郎さんは「地域に貢献していく出発点。気軽に出入りして、お酒の楽しさを体感していただきたい」と述べた。

 営業は午前10時~午後5時。火、水曜日定休。問い合わせは枡大蔵(070-4710-1634)へ。


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