柳川から世界へ! 小6の女子選手がテニス国際大会の日本代表に

柳川高のテニスコートで練習する高木さん

 柳川高校(福岡県柳川市)を運営する学校法人・柳商学園が設立した一般社団法人「柳川アカデミー」に所属する佐賀県鳥栖市立鳥栖北小6年・高木咲來(さくら)さん(11)が4月19~25日、ギリシャで行われるテニスの国際大会「IMG FUTURE STARS2026」に日本代表として出場する。同大会は12歳以下の各国のジュニア選手が選抜される大会で、日本の女子選手が選ばれたのは初めて。

ジュニアランキング1位に

 柳川アカデミーは、柳商学園がスポーツや芸能などの分野で才能のある人材を発掘し育成することを目的に2024年1月に設立。高木さんを最初の所属選手として迎えた。

 高木さんは、父親にテニスを教えてもらい、幼い頃から鳥栖市の朝日山公園を散歩し、約300段の階段を上り下りするトレーニングなどで体力をつけ、体幹を鍛えた。


週に3~5回、鳥栖から練習に通う


 所属後は毎週3~5回、父親と柳川高に通い、車いすテニスの国枝慎吾さんのコーチを務めた丸山弘道さんの指導を受けたり、高校生と実践練習を重ねたりしながら力をつけていった。5年生だった25年夏の全国小学生大会で優勝し、26年4月現在の日本テニス協会のジュニアランキング1位になっている。


「今後の成長に大きな体験」

 IMG(アメリカ)は、錦織圭選手、大坂なおみ選手ら国内外のアスリートを発掘、アカデミーで育成したりマネジメント業務を統括したりする企業。ギリシャでの大会は、プロの登竜門として、多数の選手を輩出しており、今大会は、25か国から男女計48人が選ばれた。日本からは高木さんと女子選手1人が出場する。

 柳川高で4月14日に開かれた記者会見で、高木さんは「自分が得意なのはバックハンドでラインぎりぎりをストレートで打つショット。1試合ずつ大切に戦い、自分の力を出し切って優勝を狙いたい」と意気込みを語った。


国際大会出場について説明する古賀校長(左)と高木選手


 大会では勝敗だけでなく、保護者やチームが選手をどう育成していくかなどについても学ぶという。


 同高の古賀賢校長は「海外選手は体格やプレーのスピード、試合運びも日本とは違う点が多い。高木選手がこの時期に、そうした違いを知ることは、今後の成長のために大きな体験になる」と期待している。


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