福岡市中央区の大濠公園南側に移転新築される新しい福岡県立美術館の起工式が5月30日に行われた。福岡市美術館に隣接し、「公園と一体となった美術館」などのコンセプトを掲げ、2029年度の開館を目指している。
「公園と一体となった美術館」
設計者は22年度にプロポーザル方式で決定し、建築家・隈研吾氏の事務所が選定された。地下1階、地上4階で、延べ床面積は約2万1900平方メートル。様々な展示室のほかレストランや日本庭園を併設する。
県は当初、工事費として約147億円を見込んでいたが、近年の資材や人件費の高騰により、建設工事の契約額は約275億円に上昇しているという。
起工式で隈氏は「緑と一体となったこのような環境はほかにない。地域の方々にとって新しいリビングルームのような場所として楽しんでいただけるのではないか」と述べた。服部誠太郎知事は「子どもたちの豊かな心を育むとともに、福岡から世界に羽ばたく未来のアーティストを生み出していきたい」とあいさつした。
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