福岡市が緊急特別融資枠を6月に新設 中東情勢を受けて

 福岡市の高島宗一郎市長は5月25日の定例記者会見で、中東情勢の影響を受ける市内の中小企業などに対し、緊急特別融資を新設すると発表した。原材料費の高騰で事業継続への不安が広がる中、資金繰りに悩む企業を迅速に支援するのが狙いで、高島市長は「しっかり寄り添い、一緒に難局を乗り越えていきたい」と話した。


緊急特別融資について発表する高島市長


「一緒に難局を乗り越えたい」

 市経営支援課によると、市が3月から設置している中小企業の特別相談窓口には、資材や原材料費の高騰を受け、建設業や飲食業から、今後の経営や資金繰りについて不安の声が寄せられているという。

 市は今回、既存の市商工金融資金制度を活用し、特別融資枠を6月1日から新設する。限度額は1000万円で、金融機関から融資を受ける際に支払う保証料は、市が最大0.5%負担し、0~0.8%にする。総額340億円の融資枠を用意し、3400社以上に対応する。直近1か月の売り上げが前年同月比で2割以上減少したことなどが要件。

 指定金融機関に申し込む際、特別融資の要件を満たしているか、市の事前確認を受ける必要がある。問い合わせは市中小企業サポートセンター(092-441-2171)へ。


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