【山口】新商品「ながとおでん」が好評!長州どりを使用

 山口県長門市のブランド鶏「長州どり」を具材やだしに使った新商品「ながとおでん」が、同市仙崎の道の駅「センザキッチン」で販売され、観光客らに好評だ。道の駅の運営会社は「長門の味を凝縮したおでんで心も体もぬくもってほしい」とPRしている。


長州どりを具材やスープに使った「ながとおでん」


 「長門市の新名物を地元企業と作ろう!」を合言葉に、市から商品開発の依頼を受けた道の駅を運営する「ながと物産合同会社」が、長州どりを生産、販売する「深川養鶏農業協同組合」などと共同で開発した。地元産品に付加価値を持たせるのが狙いで、2025年6月頃から試作を重ね、同12月から道の駅などで販売している。


長州どりや地魚ふんだんに

 具材には長州どりを使った手羽元、つくね、鶏軟骨のほか、板にすり身を盛って焼いて仕上げる地元の焼き抜きかまぼこ、地魚入り天ぷらなど地物を中心に9種類9品が入る。一押しの手羽元は口の中でとろけるほどやわらかく、ジューシーな味わいが観光客らに好評という。

 商品の包装に記載された「おいしい食べ方」では、ながとおでんに添える調味料に、市が主要産地の県オリジナルかんきつ「長門ゆずきち」のゆず胡椒(こしょう)を薦めている。定番の練りからしよりも脂ののった地元の鶏や魚の味を引き立てるという。


新商品「ながとおでん」を手に取る嶋田さん


 具材と同じく力を入れたのが、おでんのだしだ。うまみ成分のコラーゲンなどを豊富に含む長州どりの鶏ガラを数時間かけて煮込んだチキンスープに、地元の焼きあごだしを加えている。チキンスープは市内の学校給食にも使われる長門でおなじみの味の一つで、具材を食べた後、残っただしにうどんやそばを入れて「締め」にできるよう工夫した。


 商品開発を担当した「ながと物産合同会社」の嶋田欣司さんは「観光のお土産としても満足度の高い商品を目指した。調理の際、具材やだしをパックから取り出さず、パックごと熱湯で温めると(だしの濃度が変わらず)おいしく食べられる」と話している。

 販売価格は1袋(800グラム)1000円。問い合わせは、道の駅「センザキッチン」(0837-27-0300)へ。


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