平成筑豊鉄道のあり方、3市町村が「路線バス転換案」を支持

 福岡県直方市と行橋市を結ぶ第3セクター「平成筑豊鉄道」(福智町)のあり方を考える県設置の法定協議会の会合が2月16日に開かれ、沿線9市町村のうち、行橋市と小竹町、赤村が鉄道を廃止し、路線バスに転換する案を支持する方針を示した。沿線市町村が代替案について意見表明するのは初めて。

 法定協では、▽路線バス転換▽鉄道の運行とインフラ管理を切り分ける上下分離方式での鉄道維持▽バス専用道を整備するBRT(バス高速輸送システム)――の3案を検討している。県の試算では、路線バス転換が自治体負担の赤字額を最も抑えられるという。

 会合は非公開で開催。県によると、行橋市は2025年12月に住民アンケートを実施し、3案のうち路線バス転換が半数近くに上ったという。小竹町と赤村も住民説明会などを開き、路線バス転換への支持を決めた。

 法定協は25年度中に方向性を決める方針。3月中旬までに、9市町村のほか、鉄道やバス事業者、学識経験者、県関係者ら計27人の委員の意見を集約し、過半数の議決で決定する。県交通政策課は「沿線自治体の意向は大事にしたい」としている。


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