【山口】北九州下関フェニックス、悲願の「日本一」へ決意
野球の地域リーグ・九州アジアリーグで2年ぶり2度目の優勝に輝いた「北九州下関フェニックス」の監督や選手らが9月30日、山口県下関市の前田晋太郎市長を表敬訪問し、戦績や喜びを報告した。10月1日から富山県で開幕する日本地域プロ野球リーググランドチャンピオンシップに出場し、悲願の日本一を目指す。
監督・選手らが下関市長を表敬
フェニックスは加盟3年目の2024年、他の3チームを抑えてリーグ初優勝を果たした。ただ、日本一を決めるグランドチャンピオンシップは初戦で敗退。リーグ連覇を目指した25年は3位に終わった。
「日本一」を目標に掲げた26年は開幕から4連敗を喫したが、徐々に地力を発揮。先発から抑えまで粒ぞろいの投手陣が試合を安定させ、主軸を中心に活発な打線はバントなどの小技もさえ、「1点を取りにいく野球」を実践した。
この結果、前期リーグは9勝7敗で3位となり、前期トーナメントは優勝(後期トーナメントは初戦敗退)。後期リーグは12勝4敗で優勝し、ファイナルラウンドは9勝4敗で優勝した。シーズン全体で57ポイントを獲得し、全日程が終了した9月24日に総合優勝が決まった。2位の大分B-リングスとは1ポイントの僅差だった。
グランドチャンピオンシップでは、初戦となる10月2日の準々決勝で石川ミリオンスターズと対戦する。
「北九州」「下関」を背負って戦う!
表敬訪問したのは竹森広樹社長(51)や、2年目の指揮を執ったプロ野球・読売巨人軍の元選手の平間隼人監督兼内野手(29)、主将の杉森慎太郎内野手(25)ら5人で、リーグのチャンピオンフラッグも披露。報告を受けた前田市長は「今年は試合運びが安定していた。最高の結果だ」とたたえた。
その後、取材に応じた平間監督は「戦力を底上げでき、ミスが少なく総合力で勝ちきれるチームになった」と胸を張り、グランドチャンピオンシップに向けては「チーム状態はいい。『北九州』『下関』の名を背負って物おじすることなく戦い、日本一になりたい」と力を込めた。
一方、山口県出身の3選手もチームに貢献した。萩市出身で宇部鴻城高卒の井町爵久(たかひさ)外野手(21)は長打力で打線を先導。宇部市出身で同高卒の釼(つるぎ)真実(まこと)投手(23)は先発・中継ぎを、同市出身で宇部工高卒の上田優太投手(22)は中継ぎをこなした。平間監督は「グランドチャンピオンシップでも『自分の仕事』をしてほしい」と期待した。




