高倉健さん十三回忌 小倉昭和館で11月7日から特集上映

 福岡県中間市出身の俳優・高倉健さん(2014年に83歳で死去)の十三回忌の命日(11月10日)に合わせ、北九州市小倉北区の老舗映画館「小倉昭和館」は7~20日、高倉さん主演2作品の特集上映を行う。初日は高倉さんが好んだというコーヒーが観客に振る舞われ、献杯が予定されている。

「遙かなる山の呼び声」
「悪魔の手毬唄」

 同館は高倉さん特集を毎年実施している。2026年は山田洋次監督で、警察に追われる男と牧場を切り回す母子のドラマ「遙(はる)かなる山の呼び声」(1980年)、横溝正史原作の金田一耕助シリーズ「悪魔の手毬唄(てまりうた)」(61年)を上映する。「悪魔の――」は同館初上映となる。

 樋口智巳館主は、高倉さんの遺作となった「あなたへ」(2012年)の門司港ロケにエキストラとして参加したことをきっかけに、高倉さんとの交流があったという。

 樋口さんは「映画を上映し続けることこそ健さんへの感謝の表し方となる」と話す。26年はあえて任侠(にんきょう)映画でない作品を選んだといい、「武骨で優しさのある役がぴったりの方。約20年の時を隔てた健さんを見ることができる2作品を楽しんでほしい」としている。

 料金は2本立て1500円。火曜休館。コーヒーでの献杯は、7日の1本目終了後の幕あいに予定されている。


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