名称は「タビジア」に 福岡空港に誕生する新たな複合施設

2026.10.28

 福岡空港を運営する福岡国際空港(FIAC)は10月27日、国内線エリアで2027年夏頃の開業を目指して建設中の複合施設について、名称を「TABISIA(タビジア)」に決めたと発表した。国内初進出のアジア料理店を集めた飲食店街などが特徴で、旅客以外の利用客も呼び込んで年1600万人の集客を目指す。


福岡空港に整備される複合施設の完成イメージ=梓設計・隈研吾建築都市設計事務所・西日本技術開発共同企業体 提供


アジアの飲食街が充実


 国内線ターミナルビルと直結した施設で、名称は旅とアジア、ファンタジアを組み合わせた造語を採用した。

 総事業費は約450億円で、11階建て(延べ床面積約4万3300平方メートル)の施設のうち、1~4階の商業フロアには飲食や土産物販売などの約180店が出店する。1階には、路線バスや高速バスが発着するバスターミナルも備え、5~11階は西日本鉄道グループが運営するホテル「ソラリア西鉄ホテル福岡エアポート(仮称)」が入る。

 施設の目玉の一つとなるのが、「国内最大級のアジアンフードフロア」と位置づける4階の飲食店街だ。計44店が集い、うち、タイでカレーヌードル店を展開する「オントンカオソーイ」や、台湾のワンタン専門店「奇福扁食(キフクワンタン)」など7店は国内初出店となる。記者会見したFIACの田川真司社長は「にぎわいの創出や地域経済の発展に寄与していきたい」と述べた。


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