【佐賀】人気職業に!消防士カレンダーに現役たちが協力
佐賀県武雄市出身で元消防士の小田聖志郎さん(36)が、2027年版の「日本版消防士カレンダー」の制作に取り組んでいる。消防士の仕事に関心を持ってもらう狙いで、3回目となる今回は、小田さんの呼びかけに応じて九州から14人の現役消防士が駆けつけ、カレンダーに掲載するための写真撮影に協力した。(中西瑛)
元消防士・小田さんが制作
写真は10月17日、「公開撮影会」と銘打ち、武雄市で開かれた「防災フェスタ」の会場で撮影。同市のほか、福岡県糸島市や大分県中津市など12か所の消防本部や消防組合などから消防士が参加し、撮影の合間には消防ホースを使った放水体験をしたり、記念撮影に応じたりして市民らと交流した。
鹿児島県の離島にある沖永良部与論地区広域事務組合消防本部(知名町)の大野良太・副士長(31)は、25年に続いて参加。前回はテレビで取り上げられるなどし、同本部では初めてとなる県外からの新卒2人の採用につながった。2人ともカレンダーを見て応募したといい、大野さんは「反応があり、とてもやりがいがある。消防士を人気職業に押し上げたい」と意気込んだ。
消防士カレンダーは、海外では豪州などで動物保護などチャリティーの一環として取り組まれているが、国内では珍しい。消防関連会社「FIRE」(武雄市)を24年に設立した小田さんは、カレンダー作りに取り組み、売り上げの一部を県の防災対策などに役立ててもらうように寄付してきた。
27年版のカレンダーは、壁掛けタイプと卓上タイプを制作し、売り上げの一部を寄付する計画。価格はいずれも2200円(税込み)で、専用ホームページなどで販売する。小田さんは「毎年少しずつ取り組みを大きくしていき、消防活動を盛り上げたい」と話している。




