【鹿児島】引き揚げ「紫電改」を仮展示へ 出水で1月から
NPO法人「北薩の戦争遺産を後世に遺(のこ)す会」は、鹿児島県阿久根市沖で4月に引き揚げ、腐食を防ぐために「塩抜き」を行っていた旧日本海軍の戦闘機「紫電改」を出水市内の倉庫に移動させた。2026年中にサビを防ぐための処理などを終え、27年1月からは観覧できるように仮の展示を始めたい考えだ。(門岡裕介)
機体の「塩抜き」が完了
機体は海から引き揚げた後、約半年間、出水市内に設置した水槽に漬けて、塩類を取り除く作業をしていた。十分に抜けたのが確認できたため、展示に向けた機体の補修などを行う段階に入ることになった。
移動作業は10月27日に行われ、分断された両翼や胴体の一部を水槽から取り出し、トラックに載せて、慎重に出水市内の倉庫に移した。
肥本英輔代表(72)は「ここまで何とか無事にやってこられた。この先、気を抜かず作業にとりかかりたい」と話している。
NPOが補修作業のボランティア募集
会は作業を手伝うボランティアを募集している。作業内容は▽機体に付着している異物の除去▽サビ止めの塗装▽破損部材の補修――など。期間は11、12月。作業は不定期に行う。
ボランティアに関する問い合わせや申し込みは、北薩の戦争遺産を後世に遺す会(080-5427-8019)へ。
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