福岡県柳川市佃町の市クリーンセンター跡地(約1万1700平方メートル)に、市民スポーツ広場が完成し、10月11日に開会式を行う。当初は公式競技が実施できる400メートルトラックを備えたグラウンドなどを整備する予定だったが、市民グループの反対などで事業費を大幅に縮減して計画を変更。400メートルのウォーキングコースや健康遊具などを備え、幅広い年代が楽しめるようにした。
市民グループの反対で事業費縮小
市は2022年8月の市議会で、陸上競技やサッカーなどができる多目的グラウンド、水害時に利用できる駐車場などを整備し、400メートルトラックをつくるため、周辺用地を買収すると説明。総事業費を約15億円としていた。
しかし、市民グループが、「ほかにやるべき事業がある」などと反対。約2700人の署名を提出したため、市は計画を変更した。
用地買収などは行わず、事業費を3億5000万円に縮減して整備。グラウンドの内側は多目的広場で、周囲には400メートルのゴムチップ舗装のウォーキングコースを設け、全体を芝生で舗装している。駐車場は150台分あり、災害時にも利用でき、移動式の防災トイレも整備している。
市の担当者は「安全面にも配慮している。多くの人に楽しく利用してほしい」と呼びかけている。
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