スポーツも!登山も! アルペン旗艦店が福岡に9月15日オープン

キャナルシティ博多内に9月15日オープンする「Alpen FUKUOKA」

記事 INDEX

  • 都心部ながらこの広さ
  • 初心者もプロも旅人も
  • ロバート秋山さんが!

 スポーツ用品販売大手「アルペン」(名古屋市)の西日本初の旗艦店となる「Alpen FUKUOKA(アルペン フクオカ)」が9月15日、福岡市博多区のキャナルシティ博多にオープンします。コロナ禍を経て「マスクなし」のスポーツ大会も盛り上がりを見せつつあり、同社は大型店の開設で「スポーツが盛んな九州の消費者のニーズに応えたい」としています。

都心部ながらこの広さ

 新店はキャナルシティ博多のサウスビル1~3階で営業。「スポーツデポ」「アルペンアウトドアーズ」「ゴルフ5」の3業態が入り、店舗面積は計約9800平方メートルと同社では西日本最大級です。


内覧会では水野社長のあいさつも

 広いスペースを生かし、各業態とも、様々なスポーツやアウトドアの初心者から上級者までの幅広いニーズに応える品ぞろえに注力し、計約28万点を扱います。国内の人気ブランドもそろえ、インバウンド(訪日客)の需要も見込んでいます。

 同社の旗艦店としては、2022年開業の「Alpen TOKYO」に次ぐ2店舗目。オープンに先立つ9月13日には報道関係者向け内覧会が開かれ、水野敦之社長は「日本代表の活躍もあって様々なスポーツが盛り上がりを見せており、旺盛な需要に豊富な品ぞろえで応えたい」と話しました。


「九州からスポーツをさらに盛り上げたい」と新店に期待する水野社長


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初心者もプロも旅人も

 3業態の特徴は次の通りです。

スポーツデポ(2、3階)


 プロ競技者も満足できるような専門性の高い商品を用意。バスケットボールの「NIKE GT」シリーズや「LUKA」の数量限定シューズをはじめ、サッカー、野球、バドミントンなどでも、販売店舗が限られている商品を取りそろえます。床の一部には、新国立競技場に採用されたトラック素材を使用し、“ワクワク感”を演出しています。


アルペンアウトドアーズ(3階)


 ウッドデッキや、風景を映すモニターを設置し、実際に使う雰囲気をイメージしながら、約250種類のテントの試し張りができます。「キャンプ芸人」としても知られるタレントのヒロシさんがオススメするグッズを紹介するスペースや、人気ブランドのバッグなどを集めたトラベルコーナーも設けます。


ゴルフ5(1階)


 カスタムシャフトを含めて約2500本の試打クラブを用意するほか、パターフィッティングの最新機器や個室試打席を用意。プロ向けのブランドもそろえます。中古クラブは2500本以上を扱います。


ロバート秋山さんが!

 15日はオープンを記念し、福岡出身のお笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんが「バイトリーダー」に就任する企画も。お笑いコンビ「しゃかりき」の2人も来店し、オープン初日を盛り上げる予定です。


ロバート秋山さん(左)としゃかりき(提供:アルペン)

 福岡県内では、スポーツやアウトドア用品店の出店が相次いでいます。今年4月には、登山用品専門店「好日山荘」が福岡市の大丸福岡天神店に、ゴルフ専門店の「ヒマラヤ ゴルフ」が粕屋町にそれぞれオープンしました。

 好日山荘(神戸市)の広報担当者は、「(百貨店内は)気軽に来店してもらいやすく、未経験者との接点にもなる。コロナ禍を経て登山を再開したり、これから始めたりといった幅広いニーズに応えていきたい」と話しています。


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