福岡県の那珂川市教育委員会は、国史跡「安徳大塚古墳」の発掘調査で、福岡平野で最古級の可能性がある円筒埴輪(はにわ)の破片を確認したと発表した。
安徳大塚古墳は古墳時代前期後半(4世紀後半)頃の前方後円墳で、全長64メートル。墳丘の斜面に積み上げられた円筒埴輪の破片を多数確認した。
併せて出土した壺形(つぼがた)埴輪の型式が、5世紀初頭頃の老司古墳(福岡市南区、国史跡)よりも古いとみられることから、福岡平野での最古級の円筒埴輪だと推定されるという。
調査を指導する重藤輝行・佐賀大教授(考古学)は「近畿から広がった円筒埴輪が、九州北部でどのように広がったかを知る手がかりとなる」と話している。
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