12年で一巡するアルミ製の干支お面 来年の「未」を宗像大社で公開
展示されているアルミ製のお面
博多人形師の中村弘峰さん(40)とアルミニウム製造大手「UACJ」(本社・東京)は2027年の
親子で感じてほしい年月の「循環」
未のお面は、宗像大社などで開かれている「宗像みあれ芸術祭」の期間に合わせて展示した。
サイズは縦横約23センチ、重さ約2.3キロ。中村さんが粘土で原型を作り、UACJ鋳鍛製作所(栃木県)の技術者が3Dスキャンデータからプログラミングを組み、制作した。素材には、加工のしやすさや耐食性を考慮して、半導体製造装置やロケットの部品などに使われているアルミニウム合金「A5083」を使用。金属の塊から削り出し、約1か月かけて完成させた。
お面は宗像大社辺津宮・祈願殿前に展示した。展示では、12年間一貫して、12歳の子どもの目線に近い約1.35メートルの高さに掲げる予定。子どもは作品を見る位置が年々変わるため、親子で年月の「循環」を感じてもらう狙いもあるという。
博多人形師と製造大手がタッグ!
中村さんや技術者らは10月2日、宗像大社で作品のお披露目式に臨み、神職のおはらいを受けて玉串をささげた。中村さんは作品について「参拝者の姿など、様々なものが映る神社の鏡を意識した」と説明。技術者らも中村さんの世界観を表現しようと、試行錯誤を重ねたことを振り返った。
展示は、同芸術祭が開かれている10月20日まで。その後は、年末年始に再展示する方向で関係者間で調整している。







