和田ラヂヲさん起用の宗像観光パンフがシュールすぎてじわる

記事 INDEX

  • 和田ラヂヲさんを起用
  • 行けないこともない世界遺産
  • 「若い人も手に取ってもらいたい」

 福岡県宗像市が昨年11月に刷新した観光パンフレットがシュールすぎて「じわる」と話題です。パンフレットにある「行けないこともない」とは。


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和田ラヂヲさんを起用

 観光客が思わず手に取ってしまうものにしようと、表紙デザインに漫画家・和田ラヂヲさんのイラストを採用。世界遺産「宗像大社」やグルメ、体験型観光などのテーマ別に8種類を作成しました。

 表紙タイトルには「あることはある 食&お土産」「たぶんおもしろい 体験スポット」など、自虐も織り交ぜています。




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行けないこともない世界遺産

 「行けないこともない世界遺産」として紹介されているのが、2017年に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界文化遺産に登録された宗像大社です。

 「行けない」ことで知られ、宗像大社沖津宮がある沖ノ島は本土から約60キロ離れた周囲4キロの孤島。島そのものがご神体とされ、古代には大陸航路の安全を祈願する国家的祭祀が行われていたとされます。


宗像大社沖津宮がある沖ノ島

 女人禁制や「一木一草一石たりとも持ち出してはならない」という禁忌が徹底されてきた沖ノ島。島にいるのは宗像大社の神職1名だけで、一般の立ち入りは厳しく制限されています。

 沖ノ島の発掘調査で見つかった金製指輪や青銅鏡など8万点の奉献品は国宝に指定され、別名「海の正倉院」とも呼ばれます。


巨岩にのしかかられるように立つ宗像大社沖津宮の社殿(2017年7月5日撮影)

 一方、「行けないこともない」のが、本土にある宗像大社辺津宮と、沖ノ島より本土寄りの大島にある宗像大社中津宮。こちらはともに参拝可能です。

 辺津宮にある「神宝館」は、沖ノ島で見つかった国宝を中心に、宗像大社に伝承されてきた重要文化財などが展示されています。


宗像大社辺津宮(2017年4月20日撮影)


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宗像市担当者「若い人にも見てもらいたい」

 今回のパンフレットを企画した宗像市商工観光課によると、観光客や市民からの評判は上々で、増刷も検討しています。

 担当者は「観光客の数は世界遺産の登録前後がピークで、伸び悩んでいます。若い人にもパンフレットを見てほしいので、いわゆる行政的な内容ではなく、思わず手に取ってしまうものを目指しました」と話しています。

 パンフレットはいずれも2000部を作成。宗像市役所や道の駅むなかたなどに置いています。また、宗像市の観光サイトからダウンロードもできます。







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