どれだけ知ってる? 「世界遺産 沖ノ島検定」がスタート!
2017年に世界文化遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県宗像市、福津市)の価値や魅力を広く知ってもらおうと、福岡県や関係自治体、宗像大社でつくる遺産群の保存活用協議会が「世界遺産 沖ノ島検定(初級)」を始めました。参加無料で、パソコンやスマートフォンから受検できます。
PC、スマホで参加できる
検定は、昨年7月で世界遺産登録から5年を迎えたことなどを受けて、企画されました。担当者は「クイズ形式で楽しみながら学べます。地元の人もぜひ挑戦してみてください」と話します。
「初級」と「上級」があり、3月25日にスタートした初級では、協議会が用意した100問の中からランダムで30問が出題され、3択で答えていきます。
初級に合格すれば、今年度中に開設する上級試験への参加資格が得られます。また5月7日までに初級をクリアして、世界遺産ガイダンス施設「海の道むなかた館」(宗像市)でスマホ画面などの合格証を示すと、沖ノ島をデザインしたクリアファイルや公式ガイドブックなどがもらえるそうです。
早速、挑戦してみよう!
初級では、「九州本土から沖ノ島まで約何㎞離れているか」「国宝に指定された沖ノ島で発見された出土品は何点あるか」「宗像大社本殿の屋根は何葺(ぶ)き屋根か」――といった問題が出されます。遺産群に関するものをはじめ、歴史や地理など幅広い分野から出題されますが、担当者によれば「いろはの『い』」とのことです。
担当者は「福岡には、世界に認められた遺産があります。唯一無二の宝であり、たくさんの人にその価値を知ってほしい」と話しています。