ますますおいしい「イカ王国」 宗像など5市町でフェアはじまる

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  • イカにもうまそう
  • イカした観光地も
  • イカなきゃイカん

 玄界灘・響灘でとれる人気食材・イカを福岡県内外にPRするグルメ企画「『イカ王国』筑前玄海イカフェア」が、この秋も宗像市など5市町で始まりました。初開催した昨年の企画が好評だったことから、実施期間を10~11月の2か月に延ばし、参加店舗数も増やして「福岡のイカしたイカ料理」を地域一丸で発信します。

イカにもうまそう

 5市町は宗像、古賀、福津の3市と芦屋、岡垣の2町。フェアは昨年、福岡県観光連盟の主催で初めて行い、11月のひと月で関連メニュー2000食以上を販売しました。


https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/203462.pdf

今年のフェアのパンフレット


 今年は期間を2倍に拡大し、参加店は前回より7店多い30店に。5市町や地元商工会などでつくる筑前玄海地域観光推進協議会が主催します。


 実は、福岡県は九州有数のイカどころ。九州農政局の統計によると、2021年の県別漁獲量で福岡は1185トンと、長崎(7429トン)に次ぐ九州2位で、イカ料理で名高い呼子のある佐賀(541トン)の2倍以上となっています。


フェアでは、多彩な料理で「イカどころ」をアピール

 福岡での漁獲の大半は、5市町などが面する玄界灘、響灘の「筑前海区」。漁が盛んなだけに、活(い)き造りをはじめとするイカ料理が食べられることは地元でよく知られていますが、フェアを通じて広く発信し、観光振興にもつなげたい考えです。


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イカした観光地も

 参加店舗はそれぞれ、趣向を凝らしたメニューを提供します。

(料理の画像はいずれも筑前玄海地域観光推進協議会提供。価格は税込み)

イカ三昧丼

 今年ならではの企画として、「三つの味が楽しめる」ことをルールとする「筑前玄海イカ三昧丼」を各店が開発しました。


魚匠 玄海の「神の湊イカ御膳」(1900円)

 ①丼で味わう②特製タレなどで味の変化を楽しむ③最後はだしをかけて茶漬け風に――という手順でイカを味わい尽くす料理。「魚匠 玄海(玄海旅館)」(宗像市)や「御宿はなわらび」(同)、「海辺の料理小宿 はつしろ」(岡垣町)など9店が趣向を凝らした品々を提供します。


はなわらびの「玄海イカ月見丼」(左、2750円)と、はつしろの「玄海イカちらし丼」(2500円)

食感も多彩に


みよしの「玄海漁師イカ丼」(左、1980円)と、かねやす芦屋店「いかいかどんどん」(2420円)

 三昧丼だけでなく、各店が独自性あふれるメニューをそろえます。「和食レストラン みよし」(岡垣町)はミミやゲソまで食感を楽しめるイカ丼を出し、「かねやす芦屋店 展望レストラン」(芦屋町)はイカ刺し、シューマイ、かき揚げもそろえます。

イタリアンも


玄杏の「ヤリイカのスパイシードリア」(左、1500円)と、フルムーンカフェ「石窯イカピザ」(1650円)

 洋風メニューにも注目です。「創作旬彩 玄杏」(福津市)のスパイシードリア、「フルムーンカフェ」(古賀市)の石窯イカピザなどがラインアップされています。

 筑前玄海地域観光推進協議会の事務局長を務める宗像市の村山信也・産業政策課長は「フェアを機に、県内外からより多くの観光客を呼び込み、一帯にあるイカした観光地も巡っていただきたい」と期待します。

イカなきゃイカん

 開催に先立つ9月下旬、フェア関係者が福岡県庁を訪問し、服部誠太郎知事にご当地イカグルメをアピールしました。


服部知事(左)を表敬訪問した、フェア参加店の関係者ら

 「おいしい!」を連発しながら、5店が用意したメニューを試食した服部知事は「福岡にイカなきゃイカんと思ってもらえるメニューをそろえていただいた」と称賛しきり。来春スタートする福岡、大分両県での大型観光キャンペーンにも言及し、「(観光振興へ向けて)一緒にがんばっていきたい」と力を込めました。


用意されたイカグルメに舌鼓を打つ服部知事

 フェアでは、地元産品詰め合わせが当たるスタンプラリーも実施。異なる自治体の2店以上を巡ると、1人1回応募できます。参加店舗などの情報は、福岡県観光連盟のサイト「クロスロードふくおか」などで紹介しています。


イカフェアへの来場を呼びかける関係者


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