【宮崎】令和の人面魚!?が話題に 延岡市役所前の人工池

 水面(みなも)にすうっと浮かび上がる"顔"。平成時代に一世を風靡(ふうび)した「人面魚」が令和の今、宮崎県延岡市役所前の人工池で話題を集めている。


頭部の模様が人の顔のように見える「人面魚」

 市によると、池のコイ約50匹のうち15匹の頭部に、目や鼻など人の顔をほうふつとさせる模様があるという。気づいた市民がSNSに投稿し評判になっている。

 福岡市のカメラマン、渋井君夫さん(60)は1990年、山形県鶴岡市の善宝寺の池で人面魚を撮影。当時勤めていたスポーツ紙の1面に掲載され、大きな反響を呼んだ。注目されたコイは鼻が大きく彫りが深く見える模様だったといい、「令和の人面魚はかわいらしい。時代を超えて再び話題になるとは」と笑う。


当時撮影した「人面魚」の写真のテレホンカードを手にする渋井さん


 一目見ようと池を訪れる人も増えており、延岡市は無料の餌を用意。餌やりをしながら、「推し」を見つけてみてはいかがだろう。


advertisement