【熊本】「7」ぞろいの記念切符を販売 肥薩おれんじ鉄道

 熊本県八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道(本社・八代市)は7月7日、「令和7年7月7日 7.7キロ記念」と銘打ち、「ラッキーセブン」がそろった記念切符の販売を熊本県芦北町の佐敷駅などで始めた。区間の距離が7.7キロとなっている熊本県側のたのうら御立岬公園(芦北町)-佐敷、鹿児島県側の西方(薩摩川内市)-草道(同)で来年7月末まで使える。


発売された「令和7年7月7日 7.7キロ記念」の記念切符

「令和7年7月7日 7.7キロ」

 七夕の日に特別なぞろ目の切符を買おうと、佐敷駅には早朝から大勢のファンが列をつくった。行列の7番目になった芦北町の女性(45)は「何かいいことがありますように」と願って並んでいたところ、手にした切符の通し番号が「77」という幸運にも恵まれた。午前4時頃から列の先頭に並んだ水俣市の会社員(56)は「『おれ鉄(おれんじ鉄道)、ずっと走り続けて』が七夕の願い」と期待を込めた。

 記念切符は、台紙付きの硬券2枚セットで680円(税込み)。薩摩川内市の川内駅でも買えるほか、八代駅でも12日から販売する。


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