すかいらーくホールディングス(HD)は8月14日、傘下のうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」について、2026年に関東や関西などで30店を新規出店する計画を明らかにした。24年の買収後に初出店した関東などでは売り上げが好調で、グループの別ブランドからの業態転換を進めて店舗網の拡大を図る。
別ブランドからの業態転換も
25年6月中間決算の記者会見で説明した。出店先は関東、関西、中国地域と発祥地の九州を予定しており、合計店舗数は120店超となる。
25年5月時点では26年の新規出店数を50店としていたが、「無理のない範囲で出店し、味やサービスの質を守るため抑制する」(金谷実社長)ことにした。あわせて、関東と関西で外注している製麺の内製化も進める。
27年以降は中部や東北などにも店舗網を広げて全国展開するとともに、東南アジアや台湾への進出を目指す方針も明らかにした。
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