夏の思い出 水田天満宮「千燈明花火大祭」8月25日開催

 福岡県筑後市の水田天満宮で、約700年の歴史があるとされる祭り「千燈明(とうみょう)花火大祭」が、8月25日11時30分~21時に行われる。境内では夕方から「納涼フェスティバル」を開催し、ブラスバンド演奏などのステージイベントも行う。夜は境内の燈明に点火し、20時から花火を打ち上げる。


フィナーレを飾る花火大会の様子(水田天満宮のサイトより)

 千燈明花火大祭は、五穀豊穣(ほうじょう)を願って、氏子らがホタテの貝殻に菜種油を入れた燈明を奉納したのが始まりとされる。1960年に県無形民俗文化財に指定された。当日、神事は11時30分に始まり、氏子らが天満宮と下宮の間を練り歩く「裸ん行」は15時30分と19時30分に行う。


「千燈明花火大祭」のチラシ


 納涼フェスティバルは16時50分から。池の上に設置されている神楽の舞台がメインステージで、八女高校ブラスバンド部の演奏、琉球太鼓やフラダンスなどの披露もある。19時30分からはサックス四重奏を予定している。

 19時40分から境内で燈明に点火。20時に花火大会が始まり、約500発が筑後の夏の夜を彩る。


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