福岡の9月の夜空に大輪の花 「博多湾芸術花火2023」開催!

芸術花火のイメージ(提供:博多湾芸術花火2023開催委員会)

記事 INDEX

  • 福岡市内では5年ぶり
  • 最前列など好みで選択
  • ボランティアに特典も

 花火と音楽の共演を楽しむ有料イベント「博多湾芸術花火2023」が9月16日(土)、福岡市西区愛宕浜のマリナタウン海浜公園で開催されます。入場にはチケットが必要ですが、尺玉などを夜空高く打ち上げるといい、主催者は「会場はもちろん、市内の広範囲で楽しんでもらえるのでは」としています。

福岡市内では5年ぶり

 一般財団法人「放送音楽文化振興会」(東京)や有志などでつくる開催委員会の主催。同法人は全国各地で同様の催しを企画しており、福岡県内でも2017、18年に福岡市で「海の中道芸術花火」、2022年は北九州市でアニメソングとコラボした「北九州芸術花火」を行いました。


「博多湾芸術花火2023」のPR画像(提供:博多湾芸術花火2023開催委員会)


 福岡市内で5年ぶりとなる今回の「芸術花火」では、尺玉(10号玉)を含む1万3000発の打ち上げを予定。日本を代表する花火師と花火コレオグラファー(振付師)が手がけ、30分の1秒単位でプログラミングされた迫力ある演出を楽しめるとのことです。


最前列など好みで選択

 会場は有料で、最大1万8000人が入場できます。砂浜シート席(1人券税込み3500円、ペア券6000円など)、イス席(8000円 ※8月末までの早割6500円)のほか、最前列イス席(1万5000円)やカメラマンチケット(同)、車いすで入れる席(1組2万円)なども用意。6月23日からローソンチケットなどで販売しています。

 福岡市内では大濠公園や百道浜で開かれてきた夏の花火大会が近年、姿を消しました。芸術花火の関係者は早期開催を目指していたものの、コロナ禍の影響などにより実施に至らなかったといいます。


会見した開催委員会の出田筆頭副代表(右)ら

 6月15日に福岡市内で記者会見した開催委員会の出田正城・筆頭副代表(元福岡青年会議所理事長)は「福岡の花火をなくさんけん、との思いでやってきた。会場内はもちろん、広いエリアで見てもらい、子どもたちの思い出に残る花火になればうれしい。来年、再来年と続けて、風物詩となるよう育てていきたい」と話しました。

ボランティアに特典も

 開催委員会は6月23日から運営ボランティアを募集しています。9月14~17日の4日間で延べ1000人を募る予定で、会場設営や案内、清掃などを行ってもらう想定です。専用ページで受け付けています。

 ボランティアには、参加日によって異なる特典を用意します。14、15日は砂浜シート席のチケット、17日は抽選で次回の招待券をプレゼントする予定です。


過去の芸術花火の開催例(提供:博多湾芸術花火2023開催委員会)


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