筑後地域の企業の課題解決へ 筑邦銀と久留米工大が連携

2026.01.05

 筑邦銀行(福岡県久留米市)と久留米工業大は、筑後地域の企業の課題解決に向けて連携し、提言を行っていく新たな取り組みを始めたと発表した。

具体的な改善策を企業に提言


記者会見で握手をする鶴久頭取(右)と日野学長

 両者は2018年1月、同地域の地方創生を目的に包括的な連携協定を締結。今回の取り組みでは、筑邦銀が事業の成長や脱炭素など、取引先企業の課題を抽出して、久留米工業大と共有。同大が専門領域を生かして、具体的な改善策を企業側に提言していく。

 第1弾は、中小企業側から要望があった溶接・溶断作業の負担軽減などについて、同大が実証結果に基づき、水素とエチレンを混合したガスの使用を提案。主に使用されている既存のガスに比べ〈1〉溶接スピードが速く、作業工程が大幅に改善可能〈2〉輻射(ふくしゃ)熱が小さく、身体的な負担軽減――などのメリットを明らかにした。

 同行の鶴久博幸頭取と同大の日野伸一学長が昨年12月25日に記者会見して発表した。鶴久頭取は「こうした提言を行っているということを、製造業を中心に伝え、分かってもらうことが大事」、日野学長は「今後も地域企業と連携し、持続可能な未来の実現に貢献したい」と述べた。


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