製鉄業を中心に発展した北九州市の芸術文化をたどる「鉄と美術 鉄都が紡いだ美の軌跡」(読売新聞社などの実行委員会主催)が1月4日、同市戸畑区の市立美術館で始まった。40人の芸術家が手がけた絵画や彫刻など計約190点が並ぶ。
官営八幡製鉄所の操業開始(1901年)から125年に合わせ、日本の近代化を支えた北九州の芸術文化を振り返ろうと企画。製鉄所ゆかりの美術作品や鉄による彫刻などを7章に分けて展示している。
ピカソの絵画、国産最古のレールも
作品は竹久夢二や山本作兵衛、ピカソの絵画などさまざま。鉄冷えからの復活を目指した国際鉄鋼彫刻シンポジウムの出品作家による作品や、北九州で製造された国産最古のレールもあり、来場者が興味深そうに見入っていた。
同館の落合朋子学芸員は「日本の近代化を背負ってきた北九州独自の文化や街の歩みを感じ取ってほしい」と話している。
3月15日まで。期間中は出品作家や学芸員のトークイベントなどもある。観覧料は一般1500円、高校・大学生800円、小中学生600円。月曜休館(祝日の場合は翌火曜休館)。問い合わせは同館(093-882-7777)へ。
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