福岡県那珂川市と読売新聞西部本社、FBS福岡放送は7月15日、SDGs(持続可能な開発目標)の普及啓発に関する協定を締結した。同市で今秋、小学校での出前授業や植樹を行う。
協定の内容は、SDGsの理念を子どもたちに伝える「九州・山口 未来の森~みんなで学ぼうSDGsプロジェクト」に取り組むなど4項目。出前授業と植樹のほか、市内の小学生に、日本製紙八代工場(熊本県八代市)を見学してもらったり、読売KODOMO新聞を寄贈(小学4~6年生)したりする。
市役所での締結式で、武末茂喜市長は「工場見学や植樹などの体験は子どもたちの記憶に残り、次世代にもつながる」と期待した。西部本社の増田雅己社長は「『質の高い教育をみんなに』などのSDGsの目標実現に貢献したい」、FBSの酒巻和也社長は「これまでのSDGs活動を次のステップに進めていく」と述べた。
「九州・山口 未来の森」は2021年、長崎県佐世保市で始まり、山口市、熊本県宇城市、鹿児島県出水市で活動を展開している。
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