【大分】夏に味わう「臼杵ふぐ」 15店でキャンペーン

 大分県臼杵市名物のトラフグ「臼杵ふぐ」を使った料理を提供する夏の恒例イベント「夏ふぐキャンペーン」が開かれている。9月末まで。

「冬だけじゃない!」17回目のPR企画


臼杵ふぐの刺し身を持ってキャンペーンをPRする「ふぐの郷臼杵」の児玉代表


 ちり鍋など冬のイメージの強いフグを市内では一年中食べられることをPRしようと、市内のフグ料理店と卸業者でつくる「ふぐの郷臼杵」が2008年に始め、25年で17回目。


 今回は15店舗が、それぞれフグ刺しなど涼を感じる品をそろえた「癒(いや)しと冷やしの夏ふぐ会席」を提供する。

 同団体の代表を務める料亭旅館「春光園」の児玉泰賞(やすたか)社長は「冬のフグしか食べたことがないという人にも、臼杵で夏ふぐのおいしさを感じてほしい」と話した。

対象メニューで食事券も

 会席の料金は「喜楽庵」「春光園」「山田屋」の料亭3店舗が1万2000円、それ以外の12店舗が8000円。2人から予約可能で、直接店に申し込む。対象メニューを食べて応募すると、20人に1万円分のフグ食事券が当たる抽選もある。問い合わせは臼杵商工会議所内の事務局(0972-63-8812)へ。


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