【山口】野生動物の決定的瞬間 山口市で「岩合光昭 写真展」
動物写真家・岩合光昭さんの作品を紹介する企画展「岩合光昭 写真展」(山口県立美術館、読売新聞社、KRY山口放送主催)が7月10日に始まるのを前に、会場の山口市の県立美術館で9日、関係者向けの内覧会が行われた。
南米の世界最大熱帯湿地で撮影
岩合さんは2015~17年に南米にある世界最大熱帯湿地「パンタナール」を5回訪れて動物を撮影。同展では、ジャガーがワニを襲う決定的瞬間を捉えた写真など約100点を展示している。
内覧会では、同館の長井里緒奈学芸員が、ワニを斜め後ろから捉えた写真について「ワニの目がぎょろりとこちらを向いています。ワニ側も恐怖を感じているかもしれません」などと紹介した。
9月7日まで。7月21日、8月4、11日、9月1日を除く月曜日が休館。入場料は一般が1400円、70歳以上のシニアや19歳以上の学生が1200円、18歳以下は無料。入場者は、同時開催のネコ科動物の写真が約60点並ぶ企画展「THE CATS」も無料で楽しめる。問い合わせは同美術館(083-925-7788)へ。
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