周遊型観光へ協議会 日田・朝倉・うきは市、添田町、東峰村

 大分、福岡両県の県境に位置する大分県日田市と福岡県朝倉、うきは両市、添田町、東峰村の計5市町村は10月2日、広域観光連携協議会(通称=筑後川・ひこさん旅回廊)を設立した。県の垣根を越えて連携することで、福岡都市圏から別府、由布院、阿蘇などへの「通過点」にとどまりがちな現状を改め、一帯への周遊・滞在型観光の実現を目指す。

「筑後川・ひこさん旅回廊」

 5市町村は筑後川や大分自動車道、JR久大線、バス高速輸送システム「BRTひこぼしライン」でつながっている。豊かな自然と焼き物などの魅力的な文化が根づく一方で、周遊や宿泊に結びついていないといった共通の課題を抱えている。課題の克服に連携して取り組もうと、日田市が協議会設立を呼びかけた。


設立総会を終え、記念撮影に応じる5市町村の首長ら


 同市役所で開かれた設立総会には全首長が顔をそろえ、都市部で働く30~50歳代を主なターゲットにすることなどを決めた。広域観光マップの制作や観光物産フェアの開催を盛り込んだ2026年度の事業計画も承認した。


 会長に就いた椋野美智子・日田市長は「構成市町村はそれぞれ良いものを持っている。それをつなげて周遊や宿泊に結びつけたい」と抱負を語り、副会長の中島秀樹・朝倉市長は「同じような悩みを抱えた自治体同士、力を合わせれば良い知恵が出ると思う」と述べた。


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