福岡県田川市は10月1日、市民らからの要望などをインターネット上で収集・分析し、民意を把握する手法「ブロードリスニング」の運用を始めた。スマートフォンなどから誰でも投稿できる仕組みで、全国でも珍しい取り組みという。
要望をネットで収集・分析
市によると、公式LINEやホームページ、浦野仁市長のSNSなどからネット上の専用ページ「デジタルひろば」に接続。画面「声を届ける」を開くと書き込み欄が表示され、投稿ボタンを押すと、書き込んだ要望が閲覧画面「みんなの声」に表示できる。
AI(人工知能)が内容を分析し、個人情報や誹謗(ひぼう)中傷は投稿できない仕組みも導入。閲覧画面では、年齢や居住地など投稿者の属性が表示されるほか、「共感」ボタンで賛否を示したり、意見を書き込んだりできる。
浦野市長が8月に導入する方針を示し、街づくりや行政改革などを支援している早稲田大デモクラシー創造研究所や一般社団法人「Maniken(マニケン)」の協力を受け、準備を進めていた。
浦野市長は9月29日の定例記者会見で、「(要望が)少数の大きな声なのか、多数の声なのかを判断できる仕組み。政策の意思決定に役立てたい」と語った。
advertisement







