【宮崎】列車内で一夜を JR九州が「ひなたフェス」で企画

 JR九州は、9月5、6日に宮崎市で開かれるアイドルグループ「日向坂46」の音楽イベント「ひなたフェス2026」に合わせ、宮崎駅に停車する特急列車で一夜を明かすイベントを行う。音楽イベントには多くの観客の来場が想定されており、宿泊施設が不足していることなどから実施する。

「おひさま」の宿泊施設に


787系電車=JR九州宮崎支社提供


 日照時間が長く「日本のひなた」とも呼ばれる宮崎県と、ひなたが名前に入る日向坂46との縁は深く、メンバーがたびたびテレビ番組のロケに訪れるなどしている。2024年には宮崎市で音楽イベントが開催され、2日間で計約5万6000人が来場した。ファンはグループ名にちなんで「おひさま」と呼ばれる。


 9月5、6日に開かれる「ひなたフェス2026」はその第2弾で、両日とも同市の野球場「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」でライブを実施。今回も県内外から多くの来場者が見込まれており、宿泊施設を確保する手段の一つとして列車の滞在イベントが企画された。

 ファンの呼称にちなんで「スワローおひさま」と銘打たれ、宮崎駅に停車している特急型車両「787系電車」で両日の午後11時30分~翌日午前6時を過ごす。DXグリーン席やグリーン席、普通席など7タイプの席を販売しており、定員は143人。寝具の提供はなく、安全上の理由で午前0時~同5時半の間は外に出られない。

 価格は1人当たり4600~2万3600円。インターネットで予約を受け付けている。

 JR九州宮崎支社の吉村一喜支社長は「全国各地から多くの『おひさま』に宮崎に来てもらいたい」と呼びかけている。

ラッピングバスも運行

 宮崎交通(宮崎市)は「ひなたフェス2026」の開催に合わせ、特別仕様のラッピングバス2台を宮崎市内で運行している。バス内では、日向坂46のメンバーの高橋未来虹(みくに)さんと石塚瑶季(たまき)さんによる車内アナウンスも放送されている。

メンバーが車内アナウンス


宮崎市内を走る日向坂46のラッピングバス


 ラッピングバスは日向坂46やフェスのロゴをあしらっており、9月中旬頃まで走らせる。車内アナウンスは同月4日までで、特定の停留所を通過する際は2人からのメッセージが流れる内容となっている。


 また、フェスが開催される同月5、6日には、JR宮崎駅と会場のひなたサンマリンスタジアム宮崎を結ぶ往復バスや、宮崎空港から会場までの片道バスなどを臨時運行する。

 このほか、フェス期間内の同月4~7日に使用できる、特別デザインの1日乗り放題乗車券(1枚3000円)を8月31日~9月4日に事前販売する。


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