【佐賀】「ゾンビランドサガ」で地域活性化!佐賀市が協定

 佐賀を舞台にした人気アニメ「ゾンビランドサガ」の声優による公演が2027年4月に佐賀市のSAGAアリーナで開催されることを受け、市とアニメを制作する劇場版ゾンビランドサガ製作委員会が、観光分野を中心に地域の活性化を図る連携協定を締結した。

2027年4月に声優が公演


発表式に出席した坂井英隆市長(左)と本渡さん


 アニメは、時空を超えてゾンビとしてよみがえった少女たち7人が、アイドルグループ「フランシュシュ」となって佐賀の認知度を向上させようと活動するストーリー。18、21年にアニメ第1、2期がテレビなどで放送され、25年には劇場版「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」が上映された。作中には佐賀城跡やシシリアンライスといった市内の名所やグルメが登場する。

 7月に連携協定の発表式が同市役所で行われ、主人公・源さくら役の声優本渡楓さんや同委のメンバーらが出席した。本渡さんは「作品が続いているのは佐賀の皆さんが受け入れてくれたことが大きい」と感謝し、作品を通して「県外の人は佐賀ってこんな魅力があるんだと知ることができる」と語った。

ラッピングバス再登場!


過去に運行されたラッピングバス

 式ではコラボ企画の第1弾として、市営バスでのキャラクターを描いたラッピングバスの運行が発表された。運行台数や路線は未定だが、本渡さんによる車内放送も流れる予定。市営バスでは過去にもラッピングバスを運行していた。

 市の担当者は「イベントを機に、佐賀に来たことがない方に訪れてもらえたらうれしい」と期待する。

 来春の公演には本渡さんをはじめメンバー役の声優陣が出演を予定。劇場版ではフランシュシュがSAGAアリーナでライブを行う様子が描かれており、ファンからは「リアル開催」に注目が高まっているという。

経済効果に期待

 SAGAアリーナでの公演に自治体や観光事業者も期待を寄せる。県や市町、民間事業者でつくる団体「さがMICE商店」は7月、イベントの経済効果を波及させる方策を考える研修会を行った。

 団体は2024年、アリーナで開催されるコンサートや学会など大規模イベントの経済効果を県内全体に広げることを目的に設立された。

 研修会には各市町の職員や観光事業者など約70人が参加。県を訪れた作品のファンに各地域の魅力を伝えるアイデアを検討し、来場者が作品について語り合える場を設ける、県内を周遊するスタンプラリーを開催するといった意見が出された。


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