【鹿児島】照国神社で新社務所の上棟祭 工事の安全祈る

 第11代薩摩藩主・島津斉彬をまつる鹿児島市の照国神社で5月9日、建設中の社務所の上棟祭が行われ、工事の無事を祈願した。


多くの人が詰めかけた餅まき

 新社務所は地下1階、地上2階建て。同神社創建160年記念事業の一環として建て替えられる。建設工事は2023年10月に始まり、24年9月末で終了する予定という。

 上棟祭では工事関係者らによる神事が執り行われた。その後の餅まきには約300人が参加。神職らのかけ声とともに紅白の餅約1500個やお菓子などがまかれると、参加者たちは上手につかんだり、拾い集めたりしていた。

 同神社の中木屋徹・権禰宜(ごんねぎ)は「無事に竣工(しゅんこう)の日を迎えられるようにしたい」と話した。


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