【宮崎】国スポ・障スポ開催へ! スポーツ3施設が完成

 2027年の国民スポーツ大会(国スポ)・全国障害者スポーツ大会(障スポ)に向け、宮崎県延岡市大貫町1で建設中の県体育館「アスリートタウン延岡アリーナ」のメインアリーナの利用が4月18日に始まる。国スポ開幕まで1年半となるなか、先行開業していた都城市内の陸上競技場「クロキリスタジアム」、宮崎市内のプール「パーソルアクアパーク宮崎」と合わせ、県整備のスポーツ主要3施設が完成する。

「延岡アリーナ」4月に全面開業


整備が進められてきた延岡市のアスリートタウン延岡アリーナ

 延岡アリーナは、バスケットボールコートだと2面分をとれるサブアリーナ(延べ床面積1530平方メートル、2階に固定席500席)が23年8月に先行オープン。メインアリーナはその隣接地に整備が進められており、延べ床面積は約2950平方メートルあり、バスケットボールコートだと3面分確保できる。座席は1、2階で計約4000席。整備費はサブアリーナを含め約122億円。

 国スポでは正式競技だけでもバレーボール6人制(成年女子)、柔道、体操(新体操含む)が延岡アリーナで行われる予定だ。

 4月18日は延岡市を拠点とする旭化成柔道部で総監督を務めるアトランタ五輪男子71キロ級金メダリストの中村兼三さんらを招いたセレモニーなどがあるほか、柔道などを体験できるコーナーも設けられる予定。

 これまで使われてきた県有の陸上競技場、体育館、プールの3施設はいずれも宮崎市内にあり、国スポの前身の国民体育大会が1979年に県内で開かれた際などに活用された。ただ、老朽化が進んだことなどもあり、県は国スポ開催を前に新設することにした。

都城に陸上競技場、宮崎にプールを整備

 県はスポーツを通じて地域活性化を図る「スポーツランドみやざき」構想の全県的な展開などに向け、都城、延岡両市の意向も踏まえ、新しい陸上競技場を都城市に、体育館を延岡市に、プールを宮崎市に分散整備することにした。3施設の整備費は陸上競技場の周辺施設の整備費なども含め約450億円を見込み、国の交付金なども活用する。

 河野俊嗣知事は延岡アリーナのメインアリーナの開業日程を発表した先月の記者会見で「競技力向上、国スポ・障スポ成功はもちろん、スポーツランドみやざきの発展につながる活用やイベントなどの活用も考えていきたい」と話した。

 これまで使われてきた県有3施設のうち県プールはすでに廃止され、県体育館も28年4月までに廃止される。一方、ひなた県総合運動公園内にあるひなた陸上競技場は存続し、都城市に新設した陸上競技場「クロキリスタジアム」とともに今後も活用するという。


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