柳川高校に石原和幸さんの庭園 2028年完成の新校舎前に

 福岡県柳川市の私立柳川高校は、2028年春の新校舎(演習棟)の完成に合わせ、世界的な庭園デザイナー石原和幸さんが手がける庭園を新校舎前に設ける。同校は「生徒たちが最新の教育環境で学び、庭園を見て世界で活躍する夢を膨らませてほしい」としており、庭園は市民にも開放するとしている。

世界で活躍する夢を膨らませて

 予定地は正門から入ってすぐの場所。校舎は2階建て(延べ約1600平方メートル)。最新のICT機材で演習を行ったり、宇宙や各地の世界遺産をVR(仮想現実)で体験したりする教室を設ける。別棟にあるフィットネスジムも移転する。

 庭園は、約2000平方メートルの敷地中央を「エッグガーデン」とし、卵から成長した生徒たちが飛び立つことをイメージしている。周辺には、ニュートンが万有引力の法則を発見したという逸話に登場するリンゴの木の子孫に当たる苗や、徳川家康、豊臣秀吉ら武将にちなんだ苗を植える予定。


新校舎と庭園の完成イメージ図=柳川高提供


 石原さんは、英国で開催される世界最高峰のガーデニングショーで13回の優勝を重ね、「花と緑で世界を幸せにする」をモットーに日本の美しい庭園文化を世界に発信している。柳川市観光大使も務めており、26年2月、同校を訪れて古賀賢校長と意気投合し、庭園の設計が決まった。

 6月上旬、石原さんと古賀校長のトークセッションが同校体育館で行われ、新校舎と庭園の建設計画が全校生徒に発表された。石原さんは「世界で活躍した人や偉人たちが描いた夢を感じさせられるような庭にしたい」と強調した。

 古賀校長は石原さんの国内外での活躍を紹介。生徒に「世界で活躍していく準備はできているか」、教職員に「生徒を支える準備はできているか」と呼びかけ、新校舎名を「Are you ready?」にすることを明らかにした。


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